ANTEC P150 TSUKUMO 17,979円 2006/12/23
質実剛健 この言葉が一番似合うメーカーであり、この機種も例外ではありません。
ANTECは元々良質なPC電源で有名で、又真面目な良い仕事をするメーカーだと思います。
現在発売されている電源付きケースの中で、極めてコストパフォーマンスの高い商品です。
2006/12現在の価格.COMのケース人気ランキングベスト3は、何れもANTEC製品です!人気も高いですね!
今回購入にあたり、ミドルタワーで静穏が高く、作りがしっかりしている物を候補にあげました。
電源無しで上位機種のP180も候補の一つでしたが、DVD焼きが多いので、前面の蓋がかえってじゃまになり外れました。
又、P150の電源無しモデルSOLOも候補でしたが、黒を基調とした筐体より、白の方が良かったし、良質な電源が付いて価格差が5,000円程でしたから、迷わずこちらにしました(^^)
全体像
極めてシンプルですが、細部まできめ細かな設計がなされてます。
ケース側面と、フロントドライブベイの白は、クリア塗装がされていて綺麗です。又、フロントのシルバー部分はアルミでできているようです。
5インチベイが3つ、3.5インチベイが1つ、5インチベイの1段目と2段目はドライブパネルを採用してますので、どのメーカーのどの色のドライブを入れても、全くデザインが損なわれません。
エアインテークは、フロント両サイド横の部分とフロント真下から取り入れるので一層フロンとマスクがシンプルに見えますね。
サイドパネルの手回しネジ
中にスプリングが入っていて、ストッパーでネジが落ちないような構造になってます。
両サイドと天板裏には防音の為の遮音材が張られてます。
材質はわかりませんが、車の遮音に使われる素材と似てますね〜
3.5インチHDDシャドウベイはネジ止めなら4台、ゴムバンドによるエアサスの場合3台取り付けできます。
徹底して振動対策がなされていて、雑音を出さない対策がされてます。
HDD取り付け
今回はゴムバンドではなく、ネジにて固定しましたが、HDD底面にブラケットを付けて後はツールフリーで取り付け出来ます。又、HDDとネジの間にはゴム製のサスペンションが付いてます。
しかし・・・徹底してますね(^o^)
サイドカバーを外したところ
電源は430Wの高効率静音電源Neo HE 430が標準で付いてます。
メイン電源と田の字電源ケーブル以外は、コネクターケーブルを付けて使います。余分なケーブルは外せると言う事ですね!市販品ですし、決しておまけの電源ではないので信頼性も十分です(^^♪
リアファンは12cmの大型を採用!白いリモコンスイッチで、三段階で回転数が変えられます。
フロントファンは付いてませんが、9cmのファンを2個取り付け可能となってます。
又、二段目にドライブを使わない場合の通常の5インチベイめくら蓋も付いているのは驚きました!あくまでコストよりデザインを重視するANTECの意思を感じます。
底面
ANTECのケースは二台目ですが、至る所に「ANTEC DESION」と誇らしげに刻印されています!この機種は底面にもありますね(~_~;)
足は比較的やわらかいゴム足です。実際に設置してみますとサスペンションしています。考え方によってはフラフラした感じもしますね。
フロントパネルは開閉式です。
一度サイドパネルを外し、三箇所の止め具を外すと開きます。
又、開いた常態で上に上げると完全に外れます。
吸気フィルターも付いてますので、PC内の埃の進入を抑えてくれます。
メンテナンスもとてもしやすいです♪
向かって右側のサイドパネルには、ケーブルを纏めておく場所があります。
ケース内がすっきりする事はもちろんですが、空気の流れがよりスムーズになりますね!
マザーボードを取り付け、ビデオカードを含
め拡張カード三枚にHDD二台それとDVD-Rドライブを取り付けたところ。
M-ATXのマザーボードなのでケース内が広く感じますが、実際は標準レベルです。
ケーブルは裏で束ねてますのでスッキリですね(^^)v

2006/12/24 総評
とても静かです!感動します!今一番静かなケースではないでしょうか!?今回のパソコンは、ほぼ24時間電源を入れて使用しますので、当初の目的に一番合いました。
はっきり言ってこのケースは買いです!ミドルタワーとして、いたずらに大き過ぎず、デザイン・価格対性能・作り・静音・信頼性と、どれをとっても満足いく一台です!

2007/01/01
価格以上の性能だと思うこのケースですが、さらなる要望を考えてみました。

@前面パネルは側面パネルを外さなくとも開けると便利。
Aマザーボードのフロントパネルに挿す、電源LEDコネクターは、2ピンと3ピン両方使えるように工夫してほしい。
Bケースファンの回転数調整は、ケースを閉じても回転数の変更が出来る、拡張スロット取り付けタイプの方が良い。

ケースファンの回転数調整つまみを、鍵穴を利用して外へ出してみました。
ケースに干渉する事無く、ファンの回転数をケース外から変更出来るようになりました。

欲を言えば限がないですけどね^_^;


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